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矯正治療に関する重要事項

この記事について

矯正治療は、健康保険が適用されない自由診療です。医療広告ガイドラインに基づき、治療内容・標準的な費用・治療期間と通院回数・主なリスクや副作用・デメリットをまとめてご案内します。マウスピース型矯正装置の一部は薬機法上の未承認医療機器のため、承認状況や入手経路もあわせて記載しています。

治療内容

矯正治療は、歯に装置を付けて弱い力を継続的にかけ、歯並びと噛み合わせを整える治療です。当院では、矯正歯科を担当する歯科医師が月1〜2回来院し、診断・治療計画の立案・治療経過の確認を行っています。

成人矯正

  • ワイヤー矯正:金属製のブラケットとワイヤーを使用する方法です。適応範囲が広く、重度の歯並びにも対応できます
  • マウスピース型矯正(Spark・インビザラインGO):透明なマウスピース(アライナー)を段階的に交換して歯を動かす方法です。インビザラインGOは前歯を中心とした部分矯正のプランです
  • 部分矯正(MTM):気になる部分の歯だけを動かす矯正です

小児矯正

  • プレオルソ・マイオブレース:お子さまの口腔周囲筋のバランスを整えながら、歯並びや顎の発育を正しい方向へ誘導するマウスピース型の装置です
  • 第一期治療・第二期治療:成長段階に合わせて、装置やワイヤー・マウスピース型矯正で歯並びを整えます

標準的な費用(税込)

成人矯正

  • 検査診断料:38,500円(矯正相談には別途初診料・再診料がかかります)
  • ワイヤー矯正:825,000円
  • 全顎マウスピース型矯正:990,000円
  • 前歯部マウスピース型矯正:550,000円
  • 前歯部マウスピース型矯正(片顎のみ):385,000円
  • 部分矯正(MTM):110,000〜330,000円(別途調整料2,750〜5,500円)

小児矯正

  • プレオルソのみ:77,000円(調整料2,200円)
  • 小児矯正 第一期治療:385,000円
  • 小児矯正 第二期ワイヤー矯正:440,000円
  • 小児矯正 第二期マウスピース型矯正:550,000円

費用は歯並びの状態や治療範囲によって変わります。検査・診断のうえ、治療計画とあわせてお見積もりをご提示します。

治療期間・通院回数の目安

治療期間

全体矯正で1〜3年程度が一般的です(歯並びの状態・使用する装置により異なります)。部分矯正は半年〜1年程度が目安です。装置を外した後は、後戻りを防ぐ保定期間が必要です。

通院回数

治療中は月1回程度の調整で合計12〜36回程度、治療後の保定期間は3〜6ヶ月に1回程度の通院が目安です。

主なリスク・副作用

  • 装置の装着後、一時的に痛みや違和感が生じることがあります
  • マウスピース型矯正装置は、装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びる場合があります
  • 歯の移動に伴い、まれに歯根の吸収や歯ぐきの退縮が起こることがあります
  • 治療後に保定を行わない場合、後戻りが生じることがあります
  • 装置により歯磨きがしにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります

デメリット

  • 治療期間が長く、定期的な通院が必要です
  • 治療中は装置が見える、話しにくい、食事に制限があるなど、日常生活に影響があります
  • マウスピース型矯正装置は、1日20時間以上の装着を自己管理できないと計画どおりに歯が動きません
  • 歯を並べるスペースを作るために、抜歯や歯の表面をわずかに削る処置が必要になる場合があります
  • 治療結果には個人差があり、仕上がりを保証するものではありません

薬機法において承認されていない医療機器について

当院で使用するマウスピース型矯正装置(インビザラインGO・Spark・マイオブレース)は、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です。

インビザラインGO

  • 医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です
  • 入手経路:米国アライン・テクノロジー社が製造した製品を、インビザライン・ジャパン株式会社を通じて入手しています(医師による個人輸入に該当します)
  • 国内承認医薬品等の有無:マウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けている製品は、国内に複数存在します
  • 諸外国における使用状況:1998年に米国FDA(食品医薬品局)より医療機器として認証を受け、世界各国で使用されています
  • 万一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となりません

Spark(スパーク)

  • 医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です
  • 入手経路:米国オームコ社が製造した製品を、担当歯科医師が輸入しています(医師による個人輸入に該当します)
  • 国内承認医薬品等の有無:マウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けている製品は、国内に複数存在します
  • 諸外国における使用状況:米国をはじめ世界各国の矯正治療で使用されています
  • 万一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となりません

マイオブレース

  • 医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です
  • 入手経路:オーストラリアのMyofunctional Research社が製造した製品を、国内の販売代理店を通じて入手しています(医師による輸入に該当します)
  • 国内承認医薬品等の有無:小児の歯列矯正用装置として薬機法の認証を受けている製品(プレオルソなど)は国内に存在します
  • 諸外国における使用状況:オーストラリアをはじめ世界各国の小児矯正で使用されています
  • 万一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象となりません

プレオルソは、国内で薬機法上の認証を受けた医療機器(歯列矯正用咬合誘導装置)です。未承認医療機器・医薬品の個人輸入に関する注意点は、厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/index.html)をご参照ください。

お問い合わせ先

この治療に関するご質問・ご相談は、日吉うしかい歯科・矯正歯科までお気軽にお問い合わせください。

  • 電話番号:045-562-3532(受付は診療時間内)